マッチレポート

【インカレ2回戦】VS慶應義塾大学

平成28年度 第65回全日本大学サッカー選手権大会 2回戦vs慶應義塾大学○2-1

平成28年度 全日本大学サッカー選手権大会2回戦 慶應義塾大学戦は、味の素フィールド西が丘で行われました。

関東リーグも終わり、今シーズン最後の大会であるインカレが開幕しました。
22節を戦い抜いた関東リーグは4位、
夏の総理大臣杯は惜しくも準優勝と
タイトルに後一歩届かず悔しい思いをしてきました。
インカレは4年生最後の大会でもあり、
チーム一丸となって今期初タイトルを勝ち取りたい。
初戦の相手は慶應義塾大学。今期リーグ戦では2-3、0-1と勝利がないが、ここで勝利を収め、タイトルに向けて弾みをつけたい。

順大ボールで前半キックオフ。

順大ペースで試合が進む。
3分、FW・17旗手(1年)がペナルティーエリア少し手前からシュートを打つが、ゴール右にそれる。

12分、再び17旗手がペナルティーエリア手前からドリブルで中に切り込みシュートを放つもキーパー正面。

ポゼッションはしているものの、ゴールが遠い順大。
31分、MF・7名古(2年)の左コーナー キックから17旗手が合わせるもキーパーに弾かれる。そのこぼれ球にFW・18浮田が反応し、頭で合わせるもゴール右に外れる。

立て続けに33分、相手陣内の右サイドを見事なパスワークで崩し、ペナルティーエリア手前で横パスを受けた7名古が
ファーストタッチで1人かわしてゴール右下へシュートを打つが、これは相手キーパーのファインセーブによって阻まれる。

36分、慶大の順大陣内中央からのフリーキック。ペナルティーエリア内左から慶大2番がヘディングで折り返し、
慶大4番がヘディングで押し込むがゴール上へ。

1つのセットプレーから慶大に流れが傾いた。
46分、慶大の左からのコーナーキック。これはGK・1佐久間(3年)がパンチングで弾くも、こぼれ球を慶大5番に押し込まれ失点。0-1。ここで前半終了。

ポゼッションでは勝っていたが、慶大のブロックを崩すためにも後半は、後1つアイデアが欲しいところだ。また、慶大のセットプレーにも注意して置きたい。

慶大ボールで後半キックオフ。

後半突入後すぐに試合は動いた。
49分、慶大陣内中央でのファールから得たフリーキックを7名古が蹴る。絶妙なクロスボールにDF・22柳澤(2年)が頭で合わせるが、ポストに当たり、慶大キーパーがキャッチ。しかし、ボールはゴールラインを割っており得点の判定がなされた。1-1。

58分、ロングボールに反応した18浮田がMF・11米田(3年)につなぎ、17旗手が裏へ抜け出すと、スルーパスが通る。ペナルティーエリア内左から巻いてファーサイドへシュートを打つが、ゴールの右に外れる。

72分、慶大に右サイドを崩され、マイナスの折り返しに慶大17番がシュートを打つが、DF・5毛利(3年)がスライディングでプレッシャーをかけ、精度が落ちたシュートはゴール上へ。

76分、右サイドをパスで崩し、ペナルティーエリア内に侵入した22柳澤がバランスを崩すが、粘ってパスを出す。このパスに反応した17旗手がダイレクトでシュートを放つがキーパー正面へ。こぼれ球を左サイドに展開し、クロスを上げる。11米田がヘディングでゴールを狙うが、慶大ディフェンダーが体でシュートをブロック。

このまま1-1のまま後半終了かと思われたが、ついに均衡が破れた。
84分、慶大陣内右サイドで22柳澤とMF・14杉田(3年)がワンツー。上手く22柳澤が抜け出すと、そのままドリブルで運び、切り返しで1人かわし、グラウンダーのクロスを上げる。そのクロスを18浮田が冷静に流し込み得点。2-1。

89分、18浮田に代わってFW・10佐野(4年)がピッチに投入される。

93分、14杉田からのロングボールに10佐野が抜け出し一対一の場面になるが、慶大キーパーがセーブ。
ここでホイッスルが鳴り、
2-1で試合終了。

見事逆転勝利を収め、初戦を突破することができたが、セットプレーでの失点など課題も出た試合だった。この反省を生かし、準決勝に駒を進めるためにも、きちんと準備をして、勝利を掴みとりたい。

文責 山崎雄太 渡辺康平