マッチレポート

【リーグ第20節】VS日本体育大学

10月29日(土)

第90回関東大学サッカーリーグ
第20節 vs日本体育大学 ●1-2

第90回関東大学サッカーリーグ第20節が味の素フィールド西が丘にて行われた。

後期リーグ4連勝中の順大は、勝ち点1差で追う日本体育大学と対戦。この試合を制して、インカレ出場を確実なものにしたい。

順大ボールで前半キックオフ。

最初のチャンスは日体大。
9分、DF・2坂(3年)のファールでゴール正面でのフリーキックを与えてしまうが、これはバーの上へ。

試合が動いたのは14分、順大GK・1佐久間(3年)がペナルティーエリア内でのミスからボールを奪われると、日体大FWを倒しPKを献上してしまう。さらに、このファールに対しレッドカードが提示され、順大は残り80分近くを10人で戦うことになってしまった。

FW・17浮田(1年)に代わり、GK・21中村(3年)をピッチに投入するが、このPKを決められ失点。0-1。

流れを変えたい順大。
24分、MF・7名古(2年)が中央でパスを受け、完璧なファーストタッチで抜き去りそのままドリブル。縦パスを入れると、それを受けたMF・14杉田(3年)が左サイドのMF・11米田(3年)へはたく。得意のカットインからシュートを放つと、これが日体大DFに当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれ同点。数的不利の中、試合をふりだしに戻した。

このまま試合をひっくり返したい順大。
26分、敵陣内で11米田がパスカット、そのままFW・17旗手(1年)へスルーパスを送る。17旗手が裏へ抜け出し1対1となるもGKがセーブ。ビッグチャンスを決めきれない。

30分、日体大、左サイドからのフリーキック。これを日体大5番が頭で合わせるもバーの上へ。

均衡が破れたのは39分、順大GK中村のパスを日体大11番がカット。1対1を冷静にゴール左へ流し込まれ失点。1-2。
再びリードを許した順大は、1点ビハインドのまま前半終了。

数的不利の順大だが、なんとかして勝ち点3を手にするためにもまずは1点欲しいところ。

後半、日体大ボールでキックオフ。

54分、2坂のミスから奪われ、日体大17番が1対1の局面を迎えるがシュートは左にそれる。

日体大ペースの中、順大は61分、17旗手→11米田→14杉田とボールを繋ぐと、14杉田がペナルティーエリア内でシュートを放つ。これは惜しくもクロスバー直撃。

攻撃のアクセントを加えたい順大は67分、MF・19津島(1年)に代わり、MF12貫場(3年)がピッチへ。

79分、2坂が前線へロングフィードを入れると、これに17旗手が反応。ドリブルでゴール前まで持ち込むがシュートを打つことはできず。

85分、14杉田に代わり、FW・10佐野(4年)をピッチに送り込み攻撃の活性化を図る。

86分、日体大19番がバックラインからのロングボールに反応し、裏へ抜け出し1対1となるもゴール右へ外れる。

日体大ペースは続き、87分、日体大2番のアーリークロスに反応した日体大7番が胸トラップからボレーシュートを放つがバーに助けられる。こぼれ球に反応した日体大30番がヘディングで押し込むも枠外へ。

試合終了間際、押し込む順大は日体大のクリアミスを10佐野が拾うがシュートまで持ち込めず、1-2で試合終了。順大の連勝は4でストップした。

ミスが目立ってしまう試合になってしまったが、残り2節全勝できるようにこの試合の反省点を改善し、次節、流通経済大学戦で勝利を収めたい。
また、次節は集中応援なので、もう1度部員1人1人ができることを考え直し、チーム一丸となって、全員で勝ち点3を掴み取りたい。

(文責:1年 山崎雄太、松田大歩)