マッチレポート

【第91回関東大学サッカーリーグ第2節】VS法政大学

4月30日(日)

第91回関東大学サッカーリーグ

第2節 vs.法政大学○2-1

 

第91回関東大学サッカーリーグ戦第2戦が味の素フィールド西が丘で行われた。

 

今シーズン開幕戦を昨年王者の明治大学に2-0で勝利を収め良いスタートを決めたが、今日も勝って開幕2連勝を決めたいところである。

スタメンは前節2ゴールの活躍を見せたFW・11旗手(2年)が怪我のためベンチ外、代わりにルーキーのFW・25大谷(1年)が2トップの1人に入った。あとのメンバーはこちらもルーキーのゴールキーパーのGK・40佐藤(1年)をはじめ、変更はなかった。

 

試合は立ち上がり両者硬さが見えてボールが落ち着かない。
はじめにペースをつかんだのは法政大。左サイドを中心に攻め立てる。6分にスルーパスを受けた相手がシュートを打つも、DF・2柳澤(3年)がブロックする。

一方、本学はツートップのFW・13浮田(2年)と25大谷になかなかボールが入らず、ペースがつかめない。
しかし、MF・14杉田(4年)、MF・7名古(3年)のシュートなど徐々に攻撃の回数を増やし、バイタルエリアでの侵入が多くなってきた本学が少しずつペースを掴み始めた。

前半の終盤、本学はサイド攻撃からチャンスも作り続けるも決め切ることはできず、そのまま前半が終了する。

後半は立ち上がりから本学ペースで進む。4分、13浮田のシュートは枠を外れ、6分には25大谷が相手ゴールキーパーのボールをカットしシュートするもクロスバー、8分にMF・10米田(4年)、DF・5毛利(4年)のワンツーから折り返しを13浮田がミドルシュートを放つもゴール上へ外す。

本学は後半に入ってから10米田、5毛利を中心に左サイドからの攻撃でチャンスを作り、守備は40佐藤、DF・4坂(4年)とDF・15村松(2年)を中心に安定した守りが続く。
しかし、試合は膠着した状態が続く。
そこで、両チーム監督が動く。
法政大が15分、19分と立て続けに選手を代える。
順大も28分にMF・20室伏(4年)に代わり、前節1アシストのMF・26望月(1年)がピッチに入った。
しかし、均衡を破ったのは法政大。
37分、ペナルティーエリアでのラストパスを相手FWがキーパーとの1対1を落ち着いて流しこむ。
そこで本学が動く。
39分に13浮田に代わってFW・9松島(4年)、40分に14杉田に代わってMF・8新里(4年)が入った。
その直後試合が動く。

41分スローインから7名古がボールを受けると左サイドを突破し、10米田につなぎシュート、相手ディフェンダーがブロックし、こぼれ球を8新里がシュート。これがペナルティーエリア内で相手ディフェンダーのハンドを誘いPKをもらった。

そのPKを8新里が落ち着いて流し込み同点に追いついた。
アディショナルタイムは3分。

47分、本学の右サイドでボールを受けた26望月がドリブルで駆け上がりクロスをあげる。クロスを9松島がファーサイドで合わせてゴール。

 

終了間際の劇的ゴールで本学が法政大に2-1で競り勝ち、開幕2連勝を飾った。
今日の試合は交代選手の活躍が光り、選手層の厚さが見受けられる。

 

次節は5月3日、順天堂さくらキャンパスサッカー場にて、東京国際大学と戦う。

このままの勢いで3連勝したい。
(文責:堀野 紘一郎)