マッチレポート

【第91回関東大学サッカーリーグ19節】VS専修大学

10月28日(土)
第91回関東大学サッカーリーグ戦
第19節vs専修大学
第91回関東大学サッカーリーグ戦第19節が味の素スタジアム西競技場にて行われた。
前節、流経大に逆転勝利をおさめ、首位筑波大学との勝ち点差が2となっている。優勝するために負けられない状況下での一戦である。
前半は本学ボールでキックオフ。
前半2分専修大のコーナーキック。競り合いの末、こぼれ球を専修大19番がシュートを打つも、GK・1佐藤(1年)が落ち着いてセーブ。
前半4分、MF・7名古(3年)のスルーパスに反応したMF・14杉田(4年)がダイレクトでセンタリングをあげるも、相手にあたりコーナーキックへ。
前半5分本学初めてのコーナーキック。
ここは相手に凌がれる。
前半6分、7名古がミドルシュートを打つも枠を捉えきれず。
前半7分、自陣でパスミスをカットされ、自陣左サイドからセンタリングをあげられるもGK・1佐藤がセーブ。専修大のコーナーキックへ。
前半15分、試合が落ち着きお互いに拮抗した状態が続いている。
前半18分、自陣左サイドで1対1の局面を抜け出した相手を倒し、DF・3原田(4年)イエローカード。専修大のフリーキックは本学が落ち着いてクリア。
前半26分、DF・2柳澤(3年)のパスをフリーで受けたFW・13浮田(2年)がシュートを打つもキーパーに弾かれる。
前半27分、DF・15村松(2年)の縦パスをFW・11旗手(2年)がスルーし、抜け出した7名古がシュートを打つも、惜しくも枠外。
前半29分、13浮田のキープからのヒールパスを11旗手がシュートを打つも、キーパーにセーブされる。
前半32分、14杉田→MF・6石上(3年)→7名古→13浮田と見事なパスワークから、最後は13浮田が豪快なミドルシュート。本学先制。
前半34分、相手の裏へ抜け出した2柳澤が、切り返しからセンタリングをあげ、13浮田が合わせるも枠外。
前半39分、相手のセンターバックのボールを11旗手が奪い、そのままドリブルで持ち込みシュートを打つも、相手キーパーが落ち着いてセーブ。
前半44分、11旗手が中央をドリブル突破からシュート。これも相手キーパーに凌がれる。本学コーナーキックへ。
直後のコーナーキック。7名古からのファーへのボールを13浮田が体で押し込むも、ハンドの判定。追加点ならず。
アディショナルタイムは0分。
前半は1-0で本学リードで終了。
前半は本学ペースで何度も決定機を迎えるも決め切ることができず。後半は、リスクマネージメントをしながらも、更に追加点を狙っていきたい。
12:30、専修大学ボールで後半キックオフ。
ハーフタイムで専修大学が2枚の交代カードを切る。
選手交代:専修大学32→26、19→35
後半3分、専修大学がサイドからのクロスから頭で合わせるがクロスバーを越える。
後半7分、相手のドリブル突破を7名古が倒してしまい、危険な位置でFKを与えてしまう。しかしFKは大きく枠の上。
後半9分、3原田が左サイドを突破し、カットインからシュートを放つが、相手DFに当たりコーナーキックへ。
直後のコーナーキック、こぼれ球を6石上が鋭いミドルシュートを放つが相手に当たり再び本学のコーナーキックへ。
後半10分、コーナーキックからの混戦の中、3原田がからだを投げ出しながらシュートを放つが相手GKにキャッチされる。
後半16分、相手の右サイドからの鋭いクロスにピンチを迎えるが本学GK佐藤が果敢に飛び出して弾く。しかしそのこぼれ球を相手がダイレクトシュートを放つ。枠を外れるが、本学大きなピンチを迎えた。
後半20分、2柳澤が鋭いシュートを放つが相手GKが弾く。そのこぼれ球を14杉田が再び鋭いシュートを放つも再び相手GKが弾く。さらにそのこぼれ球を再び14杉田が拾い、中で待っていた13浮田に柔らかいクロスを上げるが、タイミングが合わず、ヘディングシュートは大きく上へ。
後半33分、選手交代:専修大学11→9
後半34分、3原田の突破を専修大学2番が倒して阻止し、警告を受ける。
後半中盤、本学が主導権を握って試合を進めるがなかなか追加点を挙げることが出来ない。もどかしい時間が続く。
後半37分、選手交代:本学3原田→5毛利(4年)
後半39分、選手交代:本学13浮田→9松島(4年)
後半42分、相手の左サイドからのクロスにファーでヘディングで合わせてゴールに沈める。
1-1となり、終盤で試合は振り出しへ戻される。
リーグ優勝の望みを繋ぐためにも絶対に負けられない本学、一切諦めることなく、得点を目指して怒濤の攻撃を仕掛ける。
後半43分、ゴール前で相手をいなした11旗手からパスを受けた14杉田がさらに相手をいなしてシュートを放つが惜しくもゴールならず。
後半45分、14杉田のクロスに9松島がシュートを放つが枠を捉えることができない。
後半のアディショナルタイムは3分。
後半45+3分、9松島からのスルーパスから11旗手が抜け出し、グラウンダーのクロスを入れるが相手DFがスライディングで阻止するが、詰めていた10米田(4年)がゴールに押し込み、ゲーム終了間際に劇的な逆転ゴールを決める。2-1で本学逆転。
ゴール直後に試合終了。
この劇的ゴールが決定弾となり、本学がリーグ優勝に向けて大きな勝ち点3を獲得した。
次節は、11月4日に、Shonan BMWスタジアム平塚にて法政大学との試合が行われる。リーグ優勝の望みを繋ぐためにも絶対に負けられない試合である。チーム全体で良い準備をして次節もしっかりと勝利を収めたい。
文貴 宮本遼