THE LAST VOICE vol.3 ― 金子 遼太郎 ―

金子 遼太郎（カネコ リョウタロウ）

2002年4月11日

ポジション：MF

Q.大学生活を振り返ってください。

大学生活を振り返ってみると、あっという間な4年間でした。上手くいかないことがほとんどで、良くなったと思えば怪我するなど、なんでこんなについていないんだろうと思うことも多々ありましたが、それも自分を成長させてくれた糧になっていると思います。そういった経験から人生は上手くいかないくらいがちょうどいいと思えるようになりました。1、2年生の頃はサッカーをやめたいと思うようなこともありましたが、同期の仲間と励まし合いながらここまでくることができたので同期には感謝しています。最後に、この大学生活は、時間をどう使うかによって自分の人生を決まると言っても過言ではないと思いました。もっとやるべきことはあったし、ああしとけばよかったなと思うこともあったため、もっと自分向き合うべきだったなとも思います。しかし、この経験を無駄にしないように今後に活かして、この4年間が正しかったといえるようにこれからも頑張っていきたいと思いました。

Q.印象的な試合を振り返ってください。

2022年10月29日　vs早稲田大学

この試合の前節 法政大学戦で連敗が止まり、残留に向けて勝ち点3が絶対条件の中、スタメンで出場させてもらい勝った時の嬉しさがすごかったのを鮮明に覚えています。法政大学戦で試合終盤に決定機を外してしまったチャンスがありました。そのため今回もチャンスは来ると信じて走りこんだら、ボールを押し込むことができました。この試合で自分の前にボールがこぼれてきた時は絶対決めるという思いがあったからこそ点を決めることができたのかなと思います。やっと目に見える形でチームに貢献できたという思いでとても嬉しかったのを鮮明に覚えています。

Q.入部時の蹴球部の印象を教えてください。

強度が高く、お手本となる選手ばかりで成長できる環境だなと実感しました。

Q.一緒にプレーして印象的だった選手を教えてください。

長倉 幹樹選手（現：アルビレックス新潟）

最初の印象は静かで感情を表に出さず淡々と練習をこなす選手だなと思っていました。しかし、一緒にプレーしていくうちに、なんでも出来て、とても器用な選手だなと思いました。身体能力もあり、走れて、守備もサボらないFWでボランチからしたら最高なFWだと思います。謎な部分も多かったですが、そこも含めて幹くん（もとくん）の良さだと思います笑

Q.5年後、10年後の自分へ向けてコメントをお願いします。

5年後の自分は何してるんですか？将来を考えることも大切だと思いますが、楽しむことを忘れていませんか？若い時にしかできないことも多くあります。もっと肩の力を抜いて今を全力で楽しめ！生きてればなんとかなる！！

Q.現役部員,蹴球部OB・OGへ コメントをお願いします。

先輩たちはとてもかっこよく、尊敬できる人ばかりで自分のお手本でした。辛い時には親身になって寄り添ってくれたり、サッカーでは背中で魅せて引っ張ってくれたりと自分も上級生になったらこのようになりたいと思わせてくれた先輩方の存在はとても大きかったです。今の自分たちが後輩からどのようにみえてるかはわかりませんが、少しでもそのように思ってくれている後輩がいたら幸いです。

■同期のみんなへ

ほんとにありがとう！！サッカーでもプライベートでも思い出はたくさんありますが、これからもたくさん思い出作りたいです。あっという間すぎて寂しいですが、残りの大学生活全力で楽しもう！！！

Q.最後に応援してくださる保護者・ファンの方へ メッセージをお願いします。

サッカーを通じてこんなにも応援してくださる方々がいて、スポーツの偉大さを感じるとともにこの環境や応援してくださる方々に感謝してもしきれません。サッカーをしてないと出会えないご縁もたくさんあり、ひとつひとつのご縁を大切にしていかないといけないとつくづく思います。家族や友達をはじめ、ファンの皆さん、自分に関わって頂いた方のおかげで今の自分があります。本当にありがとうございます！ 今後も応援のほどよろしくお願いします！

#常昇

#順天堂大学蹴球部 #juntendo_football