正式名称:順天堂大学蹴球部(ジュンテンドウダイガクシュウキュウブ)
所属:関東大学サッカー連盟
創部:1956年
チームカラー:青×赤
主なOB:名波浩 氏(元サッカー日本代表/サッカー日本代表コーチ)、旗手怜央(サッカー日本代表/セルティックFC)など
日頃より順天堂大学蹴球部の活動にご支援、ご声援をいただきありがとうございます。今年度より監督に就任しました日比威です。よろしくお願い致します。今季の目標は関東大学サッカー2部リーグを優勝し、関東大学サッカー1部リーグ昇格を目指すことと設定致しました。この目標に向いチーム一丸となり、日々努力し励んでまいります。順天堂大学蹴球部に関わる選手・スタッフ全員で一年間を戦い抜き、ご期待に応えられるように頑張っていく所存です。
順天堂大学は、プロクラブを凌駕する競技環境とあらゆるスポーツ・健康科学領域に触れる教育環境において本邦屈指の環境下にあります。「順天堂大学で成功しないわけがない、それぐらいの環境です」と蹴球部のOBが口を揃えるのも頷けます。フットボールキャリアを続けていくための組織、支援体制についても大幅に見直しを行いました。4年後の学生の姿に責任を持ち、国内外を問わず高い競技水準で高い要求に応えられる「選ばれるプレイヤー」を育成すること、「サッカーをオプションとして有機的に活動できる人材」を育成することに重点を置き、あらゆる世界にアンテナを広げる機会を創出し、指導にあたってまいります。
大学の4年間は、これまで学生にとっては長い付き合いをしてきたサッカーに対して、卒業後に決別あるいは継続するにあたり、在学中に「新たな自己を如何に確立していくか」という不変のテーマから目を背けることは出来ません。「サッカーがあったからこそ成立してきた自分史」というものを根本的に見直す時期となります。目先の想いに駆られず10年後、20年後の姿を展望することが肝要です。「サッカーを外した自分に何が残るのか」、そんな問いをされると残る物が限りなく少ないというところが学生にとっては本音かもしれませんが、それだけ自分自身がこれまでサッカーに注いできた時間や情熱の裏返しであると思います。順天堂大学には学生自身が新たな自己を確立していくため、強い意志をもった仲間が全国から集結し高水準で切磋琢磨できること、大学院博士課程を指導できる専任教員が配備され、サッカーやスポーツ科学に関する卓越した情報、教育、指導を受けられる点は他の強豪大学を大きく凌駕しています。閉鎖的な雰囲気の土壌を解体し、より開かれた魅力溢れるクラブを学生たちと共に築いてまいります。
日比 威