マッチレポート

【リーグ第17節】VS桐蔭横浜大学

10月8日(土)

 

第90回関東大学サッカーリーグ 第17節 VS桐蔭横浜大学 ○1-0

 

第90回関東大学サッカーリーグの第17節が筑波大学第1サッカー場で行われた。

 

後期初勝利となった前節。ここから勢いに乗るためにも勝利して連勝したいゲームである。

 

桐蔭横浜大ボールで前半キックオフ。3分、順大は左サイドからMF・7名古(2年)のクロスにDF・2坂(3年)がシュートを放つが枠を外れてしまう。10分、MF・11米田(3年)からFW・18浮田(1年)にパスが渡りシュートを打つも相手に当たりコーナーキックに。コーナーキックが続き12分、順大のコーナーキックは相手にクリアされカウンターを受けてしまう。しかしMF・19津島(1年)が戻りボールを奪い返す。しかし、そのプレーがファールという判定を受け、さらにレッドカードが提示され順大は残りの時間を10人で戦わなくてはいけなくなった。
1人少ない順大はなかなかボールをキープできず、我慢の時間が続くが、しっかりブロックを作り相手にチャンスを作らせない。
30分、 相手にサイドを攻められクロスを上げられるもディフェンスが体を寄せてシュートを打たせない。39分にもサイドを攻められクロスを上げられ相手11番がシュートを打つもGK・1佐久間(3年)がセーブ。
その後も、集中を切らさず、無失点で前半が終了。途中雨が強く降りだし、ピッチに水溜まりが見られだした。

順大ボールで後半キックオフ。順大はいきなりピンチを迎える。7分、相手27番が裏に抜け出しシュートを打つも、1佐久間がセーブする。
10分、流れを変えたい順大は28浮田に変えてMF・15石上(2年)を投入する。すると12分、MF・14杉田(3年)がサイドをドリブル突破してコーナーキックを得る。そのコーナーキックは変化をつけてグラウンダーのボールを入れて、11米田がシュートを放つ。シュートは相手に当たりゴールとはならないが、反撃の狼煙を上げる。
徐々にボールをキープできるようになり、攻撃を仕掛けられるようになる。24分、11米田が裏に抜け出しクロスを上げるが、相手にクリアされシュートまでいけない。
なかなか攻めきることができない中、逆にピンチを迎える。32分、相手にシュートを打たれるが、1佐久間がセーブする。しかし、こぼれ球を再度シュートされるが、これもDF・22柳澤(2年)がスライディングでクリアして防ぐ。
ここから、順大に流れが来る。33分、相手ディフェンスのパスミスをFW・17旗手(1年)がダイレクトでシュートを打つが枠を外れる。37分には、17旗手のスルーパスに14杉田が抜け出しシュートを打つが水溜まりに止まってしまう。41分には、自陣でボールを奪ったDF・5毛利(3年)がドリブルで駆け上がり中央に上げるがシュートは打てず。
しかし遂に、順大に待望の先制点が生まれる。43分、ペナルティーエリア付近でこぼれ球を拾った17旗手が、ミドルシュートを放ち、これがゴールに突き刺さる。
同点に追い付こうと、相手は猛攻を仕掛けてくるが、順大の体をはった集中したディフェンスがこれを最後まで防ぎ、1-0のまま試合終了。

長い時間を10人で戦った中での、無失点での勝利は、チームとして、大きく成長できた試合になっただろう。これで、後期初の連勝となったが、上位進出のためにも、さらに気を引き締めて次節も勝利ができるように良い準備をしていきたい。

 

(文責:1年 茂木奎太)