マッチレポート

【第91回関東大学サッカーリーグ第6節】VS筑波大学

5月20日(土)

第91回関東大学サッカーリーグ

第6節vs筑波大学

第91回関東大学サッカーリーグの第6節が竜ヶ崎市陸上競技場たつのこフィールドで行われた。

試合当日の気温は非常に高く、日差しも強かった。現在5節を終え、本学は未だ無敗なものの、ここ2試合勝利から遠ざかっている。勝ち点1差で3位につける筑波大を突き放し、首位に躍り出たいところだ。

スターティングメンバーは前節から変更はない。

試合前から両校の応援が響き渡る。
キックオフは本学。

ファーストシュートは10分、MF・10米田(4年)のクロスからゴール前でFW・13浮田(2年)が相手ディフェンスを背負いながら収め、落としをFW・25大谷(1年)がシュートするもゴールの上に外れてしまう。

筑波大がボールを保持し、ロングボールを多用しながらリズムを作る。
本学はなかなか攻撃の糸口をつかむことができない。

すると23分、中央からスルーパスを通され失点してしまう。

流れを変えたい本学は28分、DF・23三國(1年)に代えてDF・5毛利(4年)を投入する。

その後は互いにシュートまで行くことが出来ない時間が続く。

40分に本学のコーナキック。
ゴール前で混戦になり、最後は5毛利がシュートを打つ。相手に防がれはしたものの徐々に本学のペースになる。

ロスタイムは2分。

すると試合を振り出しに戻すゴールが決まる。DF・15村松(2年)のロングフィードからMF・7名古(3年)がダイレクトで華麗なループシュート。スーパーゴールに会場が湧き上がる。

得点の勢いそのままに、13浮田の強烈ミドル。相手キーパーに惜しくも弾かれる。

序盤は筑波大にリズムを掴まれ守備に回る時間が多かったが、終盤得点を奪い、いい形で前半を終えた。

後半、筑波大のキックオフで始まった。

開始早々、本学が前からのプレスでボールを奪い細かいパスをつないで、ペースを掴み始める。
7名古、MF・20室伏(4年)を中心に中盤での組み立てからチャンスを作る。

7分、MF・14杉田(4年)が右サイドから切り返してシュートを打つも外れてしまう。
そして8分、7名古のキックから毛利がヘディングするがオフサイドの判定。
さらに15分、中央14杉田のパスから10米田がシュートを打つもゴール上に外れる。

流れに乗ってきたと思われたが、16分、一瞬対応が遅れてしまい、ゴール前のこぼれ球を拾われ、失点してしまう。

なんとか追いつきたい本学は、22分に25大谷に代えてFW・26望月(1年)を投入する。
そして25分、右サイド26望月の仕掛けからのクロスを13浮田がヘディングするがこれはゴールならず。
さらに27分、ここで13浮田に代わりFW・9松島(4年)が投入される。
すると9松島にボールが収まり、そこからチャンスを多く作る。

このまま終わるかと思われた45分、10米田が7名古とのワンツーを受けペナルティエリア内で相手のハンドを誘い、PKを得る。
このチャンスを10米田がしっかり決めて土壇場で追いつく。

最後まで積極的に攻めるが、ここで試合が終わる。

この暑さの中で失点をしても、集中を切らさずに戦い抜き、引き分けまで持ち込むことができた。守備の部分では最後のところで粘り強い対応を見せ、失点を引きずることがなかった。攻撃ではもっと早い時間帯に主導権を握って、先制点を取りたかった。

次節は5月28日に、日本体育大学との試合が、味の素フィールド西が丘で行われる。

集中応援で多くのサポーターが集まるので、次節こそは勝利を飾り全員で喜びを分かち合いたい。

(文責:茶木創)